平成二十五年三月号
餅つき大会へのご協力感謝

1. 餅つき大会の報告

実に、6年ぶりの餅つき大会を開催したのは、去る、2月17日(日曜日) 。姉菊屋町と近隣住民の皆様に加え、「姉小路界隈を考える会」会員はもとより、まちづくりボランティアや、京都市のまちづくり関連の職員様方も、お集まりくださいました。子供・女性からお年寄りまで、総勢56名が笑顔で集えたのは、喜ばしい限りです。

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▲ 餅つき大会の様子

おかげ様で、1斗は用意していた餅米も、午前中ですべて()き終え、大根おろし、きな粉、あずき、納豆などでご賞味いただきました。道具一式をお貸しくださった、河道屋様・植田まちこ様・福島様に、この場を借りて御礼申し上げます。

近隣マンション住民様からも、「地元への愛着心がなくなっていく中、日本人としてのアイデンティティに気付かされる、貴重な行事のように思います」といったご感想メールを頂戴しました。

2. 姉小路界隈まちづくり協議会月例会議の報告

今月の定例会議は、2月15日(第3金曜日)の19時から、中京酒販売組合会議室で開催しました。

本年は、まちづくりに関する重要な事業として、昨年8月21日に京都市長に要望書を提出した「風俗店等の進出を禁止する内容の地区計画」の条例化と、景観協定の実現がありますが、次なる大きな目標である「姉小路通の電線地中化」に向けての取組みも、進めていくと決まりました。

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▲ まちづくり協議会2月会合の様子

京都市は、昭和61年から電線類の地中化事業を開始していますが、思うように進んでいないのが現状です。これまでは、主に幹線道路や観光地周辺等での整備のみが進んでおり、都心界隈での景観向上等に向けての整備は、遅れているように思います。ちなみに、姉小路界隈では、平成24年3月に策定した「姉小路界隈まちづくりビジョン」の中で、「電線の地中化」を目指すと掲げています。

無電柱化の実現には、「無電柱化候補路線」での採択が第一関門となりますが、今年は、5年に一度の候補路線を選定する年にあたるので、18年間に及ぶ、都心でのまちづくり実績豊富な姉小路界隈として、立候補することにいたしました。現在、提出締切時期に向けて、「無電柱化候補路線」選定を目指し、京都市へ提出する、内容レベルの高い要望書を、慎重に準備しています。

3. 新装開店される「Pecora(ペコラ)」のご紹介

姉小路通柳馬場東入(メゾネット下前1階)に、来る2013年3月4日(月曜日)にご開店を予定されているレストラン「Pecora(ペコラ)」の、橋爪吾郎氏をご紹介します。ご自慢のメニューは、グラスワインに合う、和素材を用いたちょっとしたおつまみ、だそうです。

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▲ 「Pecora」のある風景

姉小路通で開店される理由をお尋ねしたら、「都心部のまちなかにあるにも関わらず、落ち着いた雰囲気で、ちょっと大人の通りだから」とのこと。

「ご近所つきあいのある下町情緒」もお気に入りだそうで、「このまま、京都らしさを残していきたい」と、まちづくりへの協力的なご意見も頂きました。「誰にでも好まれる」味へのこだわりを大切にして、品格のある、姉小路にふさわしいお店として、ご近所からも愛されるよう、期待しています。

来る3月24日(日曜日)午前11時30分(再放送 25日(月曜日)午後10時45分)から、KBS京都テレビにて放映予定の、京都市政広報番組「京のまち」に、恐縮ながら、私、市古が出演します。番組では、姉小路界隈・新釜座町・先斗町のまちづくりが紹介される予定です。

3月の月例会議は、3月15日(第3金曜日)の19時から、中京酒販組合ビル1階会議室で予定しています。界隈の皆様にも、是非、積極的にご参加のうえ、ご意見等をお聞かせいただければ幸いです。お待ちしております。

(会長 : 市古和弘)