最近では、住民や事業者が主体となって、経営的な視点を取り入れ、きめ細かい地域ニーズに対応した公共サービスを提供し、それを通じて地域の価値を高める取り組みとして、エリアマネジメントが特に注目されています。
そこで、3月4日、エリアマネジメントに関する研究・実践を行っている御手洗氏(京都大学経営管理大学院客員教授)をお招きし、文化博物館、三条まちづくり協議会、姉小路界隈の関係者13名が勉強会を行いました。
地域の魅力を高めるまちづくりを進めるためには、多様な地域の価値を発見、共有するとともに、それらの資源を活かして、持続的な活動につなげることが重要だと、再認識しました。
このたび、姉小路通富小路角で100円パーキングが開業されます。
当地域は、姉小路ブランドの向上や創出を目指し、近隣環境と調和した姉小路らしい品格が似合うまちづくりを目指しています。
この2点について3月18日に、専門家も交え意見交換しました。三井のリパークさんも「姉小路界隈地域景観づくり計画書」を前もって理解されており、前向きに施工いただけるようです。
当会設立から23年がたち、活動報告書は37号を数えます。
当初は、白黒コピーホッチキス止めの手作り製本でした。しかしながら、創刊号以来の、「①巻頭言 ②地域情報やまちづくり活動 ③マスコミ記事」という構成は、全号を貫くコンセプトです。
28号からは専門家の協力で、より見やすく美しく仕上げ、同時に、インターネット経由で、いつでも誰でもどこからでも活動報告書が見れるよう工夫しています。全37号のアーカイブの閲覧をご希望の方は、事務局にご連絡下さいませ。
今年度最後となりました3月18の月例会議では、年度を総括した内容の協議を行いました。
杉崎先生からは、地域再生法の改正法律案についての説明をいただきました。
また、京都工繊大の鮎川さんが、アーバネックス三条マンションによる北側近隣住居の日照環境について、当初計画との比較により最終計画の効果を検証され、その結果報告がありました。
姉小路小町の異名で知られる、水谷富子様を紹介いたします。この一年間、向こう二軒両隣は建設ラッシュでしたが、冷静に見守り優しく受け止めていただける、知性のご婦人です。
次回の月例会議(毎月第3金曜日)は、4月20日夜7時より、同組合1階会議室です。どなた様もお気楽にご参加下さいませ。
(会長 : 市古和弘)