平成三十年二月号
建築協定 加入最新情報 など

建築協定最新加入ビル
▲ 建築協定最新加入ビル

1. 建築協定 加入最新情報

2002年7月、姉小路界隈地区で 、83区画の土地所有権者らの合意を得て、地区内約2ヘクタールのエリアを対象に、建築協定を締結。住戸専用面積が 45平米以下で住戸を含む共同住宅や、深夜営業を行う日用品販売店などの建築を禁止しています。

住宅地として 環境や商店街としての利便を高度に維持増進することなどを目的として、土地所有者等同士が建築物基準に関する一種の契約を締結するときに、 公的主体がこれを認可することにより、その安定性•永続性を保証し、住民発意による良好な環境のまちづくりを促進しようとする制度です。 契約を結んだ当事者だけでなく、協定区域内の土地を購入するなどして新たに権利者になった人(第三者)をも拘束する効力があります。

昨年暮れには、姉小路通柳馬場西入るの5階建ビルの所有者様にも、ご加入いただきました。

写真 協議会認定式
▲ 協議会認定式

2. 姉小路界隈まちづくり協議会 丸3年

平成26年5月に「地域景観づくり協議会」 認定式が京都市役所であり、翌年3月に「姉小路 界隈まちづくり協議会事務局」が発足しました。

この制度は、建築行為や営業開始に先立って地元と意見交換会を行なうことで、地域が大事にしてきたまちづくりの目標を前もって共有し、良好な環境と景観を大事にしていこうというものです。関係者のご協力のお陰で、まもなく50件目の意見交換会が実施できる運びとなっています。

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▲ 地域景観まちづくりネットワーク定例会議

3. 地域景観まちづくりネットワーク定例会議

京都市から認定されている10地域(修徳、先斗町、西之町、一念坂・二寧坂、桂坂、姉小路界隈、明倫・仁和寺、京の三条、祇園新橋)とNPO法人京都景観フォーラムで構成する「京都市地域景観まちづくりネットワーク」が2ヶ月毎に集い、参加地域の交流と他の地域の取り組みを学ぶことで同制度の改善につなげようと、連携して活動しています。1月11日にも開催し,民泊について情報を交換しました。

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▲ 月例会議

4. 月例会議の報告

1月19日(第3金曜日)夜7時から、中京酒販売組合1階会議室で開催しました。

最近の意見交換会の報告や、建築協定加入最新状況、及び京都文化博物館との共同勉強会予定について協議しました。また、同志社女子大の太田さんから、姉小路界隈の色彩調査についてのご報告がありました。

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▲ 園律子さん

中京酒販売組合事務職員、園律子様を紹介いたします。同組合のご好意により、当会の月例会議時に会議室をご提供いただいており、この場をかりて心より御礼申し上げます。

次回の月例会議(毎月第3金曜日)は、2月16日夜7時より、同組合1階会議室です。どなた様もお気楽にご参加下さいませ。

(会長 : 市古和弘)