平成二十五年七月号
考える会役員人事報告他

1. 姉小路界隈まちづくり協議会月例会議の報告

今月の定例会議は、6月21日(第3金曜日)の19時より、中京酒販売組合会議室にて以下の新たな 体制で開催しました。平成7年10月29日設立以来の旧規約と役員数改正を先月開催の総会でご承認いただいておりましたが、ようやく全役員が決まりました。

幹事は、市古和弘会長・井山吉良副会長・谷口親平事務局長の他、新たに、西村勝監事・吉田孝洋監事の2名が加わりました。各町役員には、青木稔享氏・井上一氏・岡野賀美氏・奥山勝弘氏・片山滋氏・加藤陽一氏・菊岡光宏氏・中田喜三氏・中塚博己氏・福井啓之氏・福井藤次郎氏。

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▲ まちづくり協議会6月会合の様子

評議員は・河野康治氏・杉崎和久氏・田村佳英氏・内藤郁子氏・中村伸之氏・藤本英子氏となります。

また、顧問を、柳池自治連合会会長・藤野英雄氏と、初音自治連合会会長 舟越平氏にお引受け戴き、お知恵を授かることになりました。両自治連合会会長には、この場にて御礼申し上げます。

2. 「姉小路界わい地区地区計画」が、まもなく都市計画決定になります

姉小路界わい地区は、姉小路通を軸として、東西は寺町通から烏丸通まで、南北は御池通から三条通までを区域とし、歴史的な市街地として、低層の戸建てを中心とした落ち着いた町並みが残り、京都らしい品格のあるまちです。また、当地区は「京都市都市計画マスタープラン」において、町並みとの調和に配慮した商業機能の充実を図る地域に位置付けられています。

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▲ 姉小路界わい地区地区計画の範囲
(クリックで拡大)

姉小路界わい地区地区計画は、「姉小路界隈町式目」にみられる自主的なルールの下に『「暮らし」と「なりわい」と「文化」のバランスを大切に育むまち姉小路界隈』の実現を図るために策定されるものです。今後、この界隈においては、風俗営業の用に供する建築物・マージャン屋・ぱちんこ屋・カラオケボックス等の建築は禁止されます。

安心・安全な京都らしい品格と、夜は静かな居住環境が、法的な意味においても担保される ─ その決定が間近です。

3. 姉小路界隈の俳句が32句完成しました

雪解(ゆきげ)」は、全国規模の俳句結社です。その団体の世話役である上田和生氏と仲間6人により、姉小路界隈の俳句32句がこのほど完成致しました。ことのきっかけは、姉小路界隈の町家や「姉小路界隈街なみ環境整備事業」の様子を描いた藤田輝二画伯(伏見在住)の画集に俳句をひっつけてみてはどうか、という提案でした。

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▲ 上田和生氏(前列右)と作者の皆様

俳人感覚でこの界隈に京都らしい風情を感じとられ、季節を変えて何度となく来訪頂き、3年ががりでようやく完成しました。なお、俳句に関連するお宅へとお伺いし、各家主様直筆による墨書きのお願いに参りますので、是非ともご協力お願い申し上げます。「俳句雑誌雪解」は、昭和21年創刊の月刊誌で67年の歴史を誇り、この7月に800号が発刊されるとお聞きしました。今後、ますます味わい深い句が生まれますよう、雪解会員さまのご活躍を願っております。ご尽力頂き、本当に有難うございました。

新年度の始まりと同時に、25年度「街なみ環境整備事業」の補助案件を募集します。10年に渡って行って参りましたこの事業も、本年がいよいよ最終年度となりました。ご関心をお持ちの方、及び、補助金を希望される方は「姉小路界隈を考える会」まで、お気軽にご相談下さい。なお、選定の都合がありますので、お早目に願います。

7月の姉小路界隈まちづくり協議会の定例会議は、7月19日(第3金曜日)19時より、中京酒販組合ビル1階会議室での開催を予定しております。界隈の皆様には、是非積極的にご参加を賜り、ご意見をお聞かせ願えましたら幸いです。

(会長 : 市古和弘)