平成二十七年三月号
建築協定追加ご加入の案内

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▲ ポスター図案

1. 建築協定追加ご加入の案内

姉小路界隈地区建築協定は、平成14年に83区画が加入して以来、既に12年が経過しています。この間、8区画様より追加のご加入を賜りました。協定は、姉小路界隈の、良好な環境と品格や夜間の静けさの維持を目指して、建築協定締結区域内における「所有者(家主)が同居していないワンルームマンション」と「コンビニエンスストア」の建設や営業を禁止しています。

この協定が、地域の環境だけでなく、資産価値をも守っている点を深くご認識いただき、より多くの方々のご加入をお願いします。随時受け付けていますので、事務局へご連絡下さい。

2. 静岡大学教育学部附属静岡中学校の修学旅行生を受入れ

2月5日に姉小路を訪れた、中学2年生は4名。あらかじめ寄せられた質問にそって、短時間で案内、説明出来ました。

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▲ 姉小路界隈を訪ねてくれた中学生ら

事務局へ届いたお礼の手紙で、伊藤壮汰君は「マンションが増加している中で、古くからの町並みや人々のつきあいが守られている」。内田慈朗君は「文化とは何か、新しく文化を作る時に何が大切か考えてみたい」。清水健二君は「ビルの上から京都の町並みを見ると、姉小路界隈だけが低くて盆地のようだ」。高田晃佑君は「町並を守るための、沢山の人々の協力と努力に感動した」 ─ 今までの多くの修学旅行生の中でも、とりわけ優れた感性が感じられる、彼等。社会人となって、また姉小路界隈に立ち寄ってくれるのが、楽しみです。

3. 第5回 2014年度地域再生大賞受賞

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▲ いただいた賞状

全国の地方新聞社45紙と共同通信社が地域活性化に取り組む団体を支援する「地域再生大賞」の第5回表彰式とシンポジウムが、去る2月9日、東京都内で催されました。各都道府県から1団体が招かれ、島根県が大賞。福島県、宮崎県は準大賞。愛媛県が記念賞。京都府代表の当会は「優秀賞」でした。式典には団体の代表者ら約250名が出席。地方団体でのまちづくりへの熱心な取組を知る、いい機会になりました。ご主催の共同通信社に感謝申し上げます。

4. 姉小路界隈まちづくり協議会月例会議の報告

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▲ 月例会議の様子

月例会議は、平成27年2月20日(第3金曜日)19時から、中京酒販組合ビル会議室で開催しました。

最近、姉小路界隈では、何件かで建築(営業)工事に着手されています。こうした案件は、まもなく開始が始まろうとしている「姉小路界隈まちづくり協議会の意見交換」の対象物件になりますので、月例会議の場を通して、新しい情報を公開していきたいと考えております。

京都市が募っておられる「京都を彩る建物や庭園」には、姉小路界隈からも応募したいと考えております。京都市全体で230件が選定されているそうですが、このうち1割以上が、姉小路界隈に集中しています。「市民が残したいという建物」が認知されることで、より客観的な京都の景観がこの界隈に形成されますよう、望んでいます。

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当会は、烏丸通から寺町通、御池通から三条通に囲まれた、姉小路界隈にお住まいの皆様の、年会費2000円で運営されています。今年度会費未納の方は、ご協力お願い申し上げます。

次回の月例会議は、3月20日(第三金曜日・定例日)19時から、中京酒販組合ビル1階の会議室で開催致します。より多くの方々にご参加いただいて、積極的なご意見やご要望をお聞かせいただけましたら幸いです。

(会長 : 市古和弘)