平成二十五年十一月号
「まちなかを歩く日」開催のご案内 他

1. 姉小路界隈まちづくり協議会月例会議の報告

10月の定例会議は、18日(第3金曜日)19時より、中京酒販組合ビル会議室にて開催し、以下の4項目についてご参加の皆様にご承認いただきました。

まず、先号でもご紹介申し上げました、京都市文化財保護課が募集している「市民が残したい ─ 京都を彩る建物や庭園 ─」に関して、残りの物件の推薦文作成は、京都大学と京都外国語大学の学生の皆さんがお手伝いくださることになりました。

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▲ まちづくり協議会10月会合の様子

なお「景観に関する勉強会」は、修徳学区など他地域での先進事例について、引き続き学んでまいります。また、最近、海外からの姉小路界隈のまちづくり視察が続いておりますので、「姉小路界隈まちづくり資料等」の他言語への翻訳を、ボランティアの方々にお願いすることにいたしました。

「まちなかを歩く日2013」の開催イベントについては、次項をご参照ください。

2. 「まちなかを歩く日2013」開催のこ案内

今年も、「まちなかを歩く日」の季節がやってまいりました。

姉小路界隈では、初年度の2000年より13年運続で関運企画を実施しており、今年も、11月16日(土曜日)・17日(日曜日)の両日、姉小路通柳馬場東入のギャラリー象鯨と姉小路画廊及び姉小路通を会場に、以下のイベントを開催予定です。

屋内展示では、過去10年に亘る「街なみ環境整備事業」実施24件の整備成果と「景観シミュレーション」を展示する「京のまち・姉小路・まちなみ展」、芸術一家である木村さんご家族の手による「姉小路町家に集う4人展」をご鑑賞いただけます。1/8で精巧に再現した「中京もえぎ幼稚園児達のミニ行灯」も、愛でてあげて下さい。

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▲ まちなかを歩く日2013ポスター

屋外では、16日(土曜日)14時より「歩くまち絵巻と行灯会」と題した、幅90cmX長さ40mの白い布を姉小路通に敷き、メッセージや絵を書き込んでいただく催しを企画しています。また16・17の両日、日没後17時から20時まで、柳馬場〜富小路間で地域外からの自動車を通行止めにして、姉小路行灯を通りの両側に並べ、点灯させます。皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

3. 韓国水原市まちづくり推進団の来訪

10月23日(水曜日)午前、水原市(韓国京畿道)まちづくり推進団の市職員を含む19名の皆様が、姉小路界隈をご来訪されました。今回のご訪問は、姉小路界隈のまちづくり活動を水原市のまちづくりの参考にする為で、当会の井山吉良副会長の案内で、界隈を1時間ほど視察されました。 視察団の皆様は、「町式目」や「街なみ環境整備事業」の取組。そして、「姉小路通の緑の多さ」に、高い関心を示しておられました。

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▲ 韓国水原市からの視察団

井山副会長の説明を熱心に記録され、街なみを写真に収めるなどされた後、全員で記念撮影に収まり、大満足のご様子で姉小路界隈を後にされました。

姉小路界隈では、姉小路界隈の落ち着いた住環境を守り育てる為に、「町式目」や「街なみ環境整備事業」、「まちづくりビジョン策定」等、様々に取組んでまいりました。これらの取組が、少しでも水原市のこれからのまちづくりに活かされれば幸いです。今後も、国内外問わず、多くの皆様のご来訪をお待ちしております。

今年の「まちなかを歩く日」の界隈イベントは、11月16日(土曜日)・17日(日曜日)の開催と決定しました。16日(土曜日)は、14時から、姉小路のイメージをプリントした長さ40mの布を使った風呂敷のワークショップを準備中です。また、17時30分には京小町踊り子隊も駆けつける予定ですので、皆様お楽しみに。

次回の姉小路界隈まちづくり協議会定例会議は、11月15日(第3金曜日)19時より、中京酒販組合ビル1階会議室で開催予定です。こちらへも、多くの方々にご参加いただけますよう、お待ちしております。

(会長 : 市古和弘)