姉小路界隈を考える会は、初回の2001年から毎年継続して参加。当会は理念を軸に、2本柱を立ててプログラムを構成します。
1本目は、まちづくりの実績の公開展示です。歴史順に、建築協定・街なみ環境整備事業・地区計画・意見交換会実績など、20年間のまちづくりの経緯の展示に加え、本年は姉小路界隈30年間のビデオ記録も映写予定。同時に、東京在住の異色の書家、和田大諷氏の作品展や、タイ人画家の原画展、もえぎ幼稚園児作成の行灯もお楽しみいただけます。
2本目は、姉小路通を車両通行止にしての、路上での公開イベント実施です。まちなかの道路という公器は、歩く人や居住者にとって安全で快適、かつコミュニティー豊かな空間であるはずです。自動車の負の効用を再考しつつ、しばし道路空間上でゆっくりと談話していただける、おもてなしの時間を創出します。書家 和田大諷氏の実演等も準備中です。
同会は、先斗町の風情にそぐわない看板撤去や、目下、電線地中化実現に取り組んでおられます。先日の火災事故を教訓に、地域一丸となった防火・防災にむけて、住民同士の日頃のコミュニケーションの絆を大切にされています。今回は、神戸啓副会長引率で、「京の三条まちづくり」と「姉小路界隈まちづくり」の見学会でした。京都市のあちこちで、住民主体のまちづくり活動が盛んです。個々の特徴を比較しながらのまち歩きも、楽しいものです。
10月21日(金曜日)夜7時より、中京酒販売組合1階会議室で開催しました。
等について協議しました。
姉小路界隈まちづくり協議会が平成27年3月31日に京都市から認定され、すでに23件の意見交換会を実施しました。
この制度は、建築行為や営業開始に先立って地元と意見交換会を行なうことで、地域が大事にしてきたまちづくりの目標を前もって共有し、良好な環境と景観を大事にしていこうというものです。
藤本築男さんは、親子三代に渡って当会を御支援いただいている、彩雲堂の御店主です。
次回の月例会議は11月18日(金曜日)19時より、中京酒販売組合1階会議室です。どなた様も、お気楽にご参加下さい。
(会長 : 市古和弘)