平成二十五年九月号
姉小路行灯会報告他

1. 姉小路界隈まちづくり協議会月例会議の報告

8月の定例会議は、22日(第3金曜日)の19時より、柳池自治会館会議室にて開催しました。

まず最初に「景観に関する勉強会」として、京都市景観政策課岡田課長補佐より「景観づくりとは」と題して、歴史・文化・生活という視点から見た景観の考え方についてお話しいただきました。続いて、姉小路通の街灯の、電球色への交換の進捗状況や、今年度の街なみ環境整備事業対象の3物件について報告しました。

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▲ まちづくり協議会8月会合の様子

その後、姉小路界隈の絵葉書の試作、及び、24日に開催・無事終了しました当会年間最大イベント「姉小路行灯会」の準備状況 (出演予定者・ローソク販売状況・賞品スポンサー等)に関して、参加者全員のご承認をいただきました。

2. 姉小路行灯会(平成25年8月24日17時30分開始)の報告と御礼

今年は、全行灯600基のうち、中京もえぎ幼稚園児描画の80基、京都御池中学7年生の208基を張り替えました。

前夜から降り続いていた雨も上がり、同中学校ブラスバンド部73名の演奏と、同幼稚園児の道いっぱいのお遊戯で始まりました。続いて、京都市都市計画局長小笠原憲一氏から、まちづくり活動に対し激励の祝辞を頂きました。

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▲ 門川市長とDriftingHoboes

日没後は、「灯りでむすぶ姉小路界隈」と題した、ソプラノ歌手 牧野元美さん(東京芸大卒)らによるクラシックとカントリーの演奏に、うっとりと暑さを忘れたひと時でした。

1本200円のお楽しみ抽選券付ローソクは、抽選の結果、横綱賞の「三嶋亭すき焼きペアーチケット」が万華鏡ミュージアムの在田正秀さんに当たったのをはじめ、多くの方が当選されました。190品の賞品を提供下さいました48軒の協力者と、3300本のローソクをお買い上げ下さいました方々に、厚く御礼申し上げます。なお、 各店舗名と当選者名は、Webページに掲示 しております。また、テント等会場設営にご協力下さった公益社のご厚意について、改めて皆様に報告しますとともに、謝意を表します。

文末ながら、何よりもお騒がせしましたご町内各位、そして参加者の皆様、ご支援頂きました方々に、御礼申し上げます。なお、この催しの会計報告は、年次報告書でおこないます。

3. 韓国光州広域市からの視察団来訪の報告

光州広域市(韓国南部)の区議会議員11名が、27日の午後、姉小路界隈に来訪されました。同市は、3年間で総事業費41.8億ウォンを投資する「幸せで創造性のあるまちづくり事業」を、「住居環境改善」「福祉・働き」「文化」「共同体」の4事業分野で推進しておられます。まちづくりは世界共通のテーマであり、方々で様々な取組があるようです。

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▲ 韓国光州広域市からの視察団

今回の視察団は、初日に京都市景観まちづくりセンターと姉小路界隈を。続いて、奈良県明日香村文化財課へ。最終日に、堺市役所交通政策課を訪問されるようです。通訳の日本語もしっかりしていて、議員達も知的で元気。品もよく、インターネットであらかじめ姉小路界隈を予習されている、熱心なご一行様でした。

今回のような前向きなグループなら、お互いに情報を交換しあって、日韓友好のまちづくりでもやってみたいなぁと思える ─ そんな、親日的な印象をもった視察団でした。

今年も、一年中で最も賑わう「姉小路行灯会」を、無事に終えました。1000人以上の方々から頂いたご支援戴に、まずは御礼申し上げます。この姉小路行灯会も、1997年8月の初開催以来16年が経過しましたが、今後とも、ご町内や関係者のお力添えを戴きながら歩んで参りたいと考えております。

9月の姉小路界隈まちづくり協議会の定例会議は、9月20日(第3金曜日)19時から、中京酒販組合ビル1階会議室で開催予定です。より多くのご参加を、お待ちしております。積極的なご意見をお聞かせ願えましたら幸いです。

(会長 : 市古和弘)