平成二十八年九月号
「良好な環境を損なわないような着地を」など

先斗町写真
▲ ババグーリー京都店
外観は、変えないそうです。

1. 良好な環境を損なわないような着地を
─ 意見交換会(八月十九日)の報告

姉小路通堺町東入る旧光泉洞で新規開店の、衣類・雑貨を扱うババグーリ京都店の本部、ヨーガンレールは東京に拠点があり、路面店は関西では初になるそうです。

このところ、東京から姉小路通への進出が続きます。姉小路にとって歓迎すべき来訪者はうれしいのですが、作法を知らない来訪者には、姉小路の良好な環境を損なわないような着地が大切かと思います。意見交換会は、そうした意味合いで重要なお見合いの場です。

会社概要や姉小路出店の動機などをお尋ねしながら、姉小路界隈でのまちづくりについても説明さしあげて、情報交換する有意義な会議でした。進行役の杉崎先生に、お礼申し上げます。

2. 意見交換会三件の報告

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▲ 意見交換会の様子

8月19日(金曜日)19時より、中京酒販売組合1階会議室で月例会議を開催しました。

  1. 姉小路行灯会の準備状況と道路での安全対策
  2. 交通安全教室(9月22日予定)
  3. 京都文化博物館との連携(ブルマン氏発表)

等について報告し、参加者のご承認をいただきました。

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▲ 門川市長の挨拶

3. 姉小路行灯会の報告と御礼

全行灯600基のうち、「中京もえぎ幼稚園児描画」の80基、「京都御池中学7年生」の212基を張り替えました。8月20日17時30分、同中学校のブラスバンド部55名の演奏と、同幼稚園児が道いっぱいに広がってのお遊戯で始まりました。日没後は、「弦楽之しらべ」と題し、京都市立芸術大学高麗みなみさん率いる、デルマーレの弦楽三重奏トリオ。続いて、京都市景観まちづくりセンター杵屋宣秀さんの三味線にもうっとりと聴きいり、しばし暑さを忘れたひと時でした。

1本200円のお楽しみ抽選(店舗・当選者名は当ウェブサイトにも掲示)では、235の賞品を提供しました。58軒のご協力店と、5741本のローソクをお買い上げ下さった皆様に、厚く御礼申し上げます。

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▲ 昨年の講習会の様子

4. 交通安全教室開催予定 ─ 9月22日13時から

予告なしに人を不幸にするのは、病気と交通事故です。しかし、交通事故も意識すれば、軽減できます。自分の身を守ると同時に、他人にも迷惑をかけないことが大切です。姉小路通での交通現象を、立命館大学の学生達が調査中です。姉小路通での交通事故防止を目指し、関係する人々に興味深く感じられるであろう内容を用意して、お集まりいただけますように、準備しています。

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▲ 内藤郁子さん

一級建築士である内藤郁子さんは、当会の評議員です。姉小路での街なみ修景や、姉小路行灯会出演でもお馴染みです。

次回の月例会議は、9月16日(金)19時より、中京酒販売組合1階会議室です。どなた様も、お気楽にご参加下さい。

(会長 : 市古和弘)