平成20年度総会報告

写真 会場 会員の熱心な聴講の様子

会場 京都文化博物館別館2 階会議室(旧・日銀2階会議室)

写真 講師 山崎芙紗子先生

第1部 姉小路界隈を考える会 総会

第2部 特別講演会

講師 山崎芙紗子先生(京都学園大学教授)

演題「京の町の事件簿〜名探偵はお奉行様〜」

朝日新聞記事 姉小路に「事件」あり

江戸期の作品紹介 町づくり講演会

姉小路通(中京区)の活性化に取り組む「姉小路界隈を考える会」(110所帯)が11日、講演会「京の町の事件簿 名探偵はお奉行様」を同区内で開催。会員ら約50人が出席した。

講師は山崎芙紗子・京都学園大学教授(日本近世文学) で、江戸初期に京都で起きた事件をモデルに井原西鶴が著した「本朝桜蔭比事」を取上げた。

山崎さんは姉小路の針屋に生まれた女性が、奉公先の公家に寵愛されたものの、他の側室にねたまれて毒殺された事件や当時の土地境界線争いなどを紹介。
「京都が舞台のテレビドラマは祇園などの観光地を多く取上げているが 姉小路などの町中にも庶民が残した興味深い歴史がある。今後の町づくりでこの面もアピールしてほしい」
と呼びかけた。